中医学漢方の最大のメリットは、体質の過不足から根本的にトラブルを捉える事です。
その方の体質の過不足に合わせた漢方薬を利用する事で、体質からの根本的な改善をする事ができます。
例えば子宮筋腫。
筋腫を手術でとれば根治でしょうか?
何もしなければ子宮筋腫は時間の経過でまた生じてきます。
しかし筋腫をオペで除去した後に、子宮の冷えや血流の悪さなどに対応できれば。
次に子宮筋腫が生じてくる事は少なくなることは確かです。
中医学はこの『ご相談者様の体に起きた失調は何が要因だったのか』を見つける点が優れています。
それは疾患に限らず、”未病”を見つけ改善する事にも通じてきます。
漢方の利用で血液や体力を作り向上させる事ができます。
新陳代謝を促して汗をかく事に通じます。
体質の改善だけでなく、冷えやむくみの解消、頭痛や生理痛などの症状も解消します。
子宮内膜が厚くなり生理の量の増加につながります。
月経周期日数が安定して二層がはっきりしてきます。
排卵誘発剤を使わなくても、質の良い卵子を育てられるようになります。
漢方服用による継続的な体質改善ができれば、病院の不妊治療の成功率も同時に向上してきます。
FSHやAMHなどの検査数値も改善の対象です。
病院でホルモン剤を使わなくても、
卵子を育て
子宮内膜を厚くフワフワにして
月経前の不定愁訴を解消し
痛みのない生理を起こす事が可能です。
また、漢方の相談は女性だけに限らず、男性でも同じように不妊の要因があれば改善が可能です。
男性の場合、中々普段検査の機会はありませんが、たとえば精子の運動率や量が低い・少ない。
これもやはり普段の体調が影響します。
適切な改善がなされれば、一ヶ月程度の服用でも運動率が20%ほど向上するような話はよくお聞きします。
薬局の漢方は高い!とよく言われています。
確かに保険が効かないので病院の処方箋などと比べると高額な印象です。
しかし病院での体外受精などは一回で50万~70万円、あるいはそれ以上。
最終的にそこまでの治療を必要とする・しないは考え方ですが、その前に漢方で体質改善する余地はあると思います。
当店の不妊漢方相談では、一番多い価格帯は3万円前後/月です。
また当店では最初から一か月分をお渡しは致しません。
まずは2週間分くらいから様子を見ながら服用を始めます。
不妊に効果があるといわれる健康食品やサプリメントなども割高です。
サプリメント一つだけで2万円を超えるような話も時々お聞きします。
何よりも重要な事は「ご相談者様がその成分を必要としているかどうか」です。
普段から間に合っている成分を摂取しても期待する結果は得られません。
食事でビタミンCが十分足りている人は、ビタミンCのサプリを大量にとっても効果ないのです。
中医学漢方はあなたの体に合う漢方薬を相談で適切に選ぶ事ができます。
体質改善できてくれば自然妊娠の確率も、病院での不妊治療の成功率も必ず上がります。
対費用効果で言えば漢方薬はとてもリーズナブルであると考えます
中医学漢方はお客様の体質や症状、目指す目的に合わせる事ができます。
簡単に言えば行き詰る事があまりありません。
必ず全ての人に、その方の体のトラブルにぴったり合う、あなたを助ける事ができる漢方薬があるはずです。
そのぴったり合う漢方薬を探す方法を 「弁証論治」 といいますが、漢方相談では毎回必ずこの「弁証論治」を行います。
弁証論治は、お医者さんで言えば「診察」にあたります。
どこにどういったトラブルが隠れていて、現状を引き起こしている体質の崩れは何なのか?
きちんと弁証論治が出来れば原因がはっきりします。
原因がはっきりすれば対応方法もおのずと見えてきます。
たとえば女性のお客様とみれば何も確認せずに当帰芍薬散や加味逍遥散を渡す。
これは全く弁証論治を行っていません。
それでも漢方薬は治療効果が広いのである程度の効果がありますが、ぴったりと合うようには行かないものです。
きちんと合う漢方薬を選ぶなら、なぜその漢方薬を選んだのか、その方にどういったトラブルがあるのかを分かるように説明できます。
相談の継続でその方の体質が分かれば妊娠できた後も。
必要なら元気な赤ちゃんを産むまで。
あるいはその後も十分なサポートができます。
出産前からの体質改善に始まり、妊娠中の風邪や、出産後の失調であっても、あるいは更年期、老後まで、健康に関することであれば。
どんなに些細な事でもお客様に合わせた提案が出来る。
中医学不妊相談は個人個人に合わせた医療が必ず行える不妊対策です。